要注意?企業年金の積立不足が多い企業TOP10
GM(ゼネラルモーターズ)やJAL(日本航空)で
「企業年金の積立不足」が問題になったのは記憶に新しいところですね。
しかし日本には、JAL以上に
企業年金の積み立てが不足している会社が9社もあるという話です。
(ただし、保有する株式などの価格が上下すると、
積み立て不足の金額ももちろん上下します。)
以下は知人のIRコンサルタント、Fさんからいただいた情報なのですが、
企業年金の積立不足の多い10社は、次の通りです。
1.日立製作所 ▲6,866億円
2.NTT ▲5,763億円
3.東芝 ▲5,446億円
4.ホンダ ▲4,566億円
5.パナソニック ▲4,186億円
6.三菱電機 ▲4,039億円
7.富士通 ▲4,001億円
8.トヨタ自動車 ▲3,929億円
9.NEC ▲3,483億円
10.日本航空 ▲3,314億円
情報元は、2009年7月15日の日経とのこと。
新卒採用で人気の企業がズラリ。
メーカーが多いようですね。
不足した年金を補填するのは、会社の出す利益です。
経営状況悪化により株価が下がることもあれば、
現役社員の給料がカットされることもあるかもしれません。
GMでは、現役社員1人あたり、OB社員5名以上を支える構図になっていたとか…。
ですのでこれから入社する新入社員にとっても、他人事ではありません。
(ちなみに、株式市場が暴落すれば、当然ながら、その株式を保有する
企業年金の積み立て不足額もさらに大きくなるでしょう。)
こういった企業年金問題について気になる方は、
GMやJALの事例をよく調べてみてください。
「若い世代が割を食う」という構図にはならないことを祈るばかりですが
企業年金も、予定していた全額がもらえる時代ではなくなるかもしれませんね。
(なお、第2位のNTTは過去に企業年金の改革を行おうとしたものの、
社員の同意を得られず失敗しているようです。)
こちらも参考に。
企業年金が経営の負担にーGMの破綻に学ぶPARTⅡ
追記: TOP10だけを紹介していますが、企業年金が積立不足なのは
言うまでもなく上記企業だけではありませんので念のため。
